介護をするときの身だしなみの基本

介護をするときの身だしなみの基本は以下の通りです。

 

(1) 介護従事者、利用者の双方にとって安全であること。

 

(2) 爽やかさがあり清潔感があること。

 

(3) 介護のしやすさを考慮し、機能的であること。

 

介護をするときは、利用者さんに不快な思いをさせないように、
そして、安全で機能的な身だしなみをすることが大切です。

 

・身だしなみとオシャレの違い

 

身だしなみとオシャレは違います。

 

身だしなみ: 身だしなみは、他者が評価するものです。
       相手がどのように感じるかを考え、
      他人に不快感を与えないように配慮することが大切です。
       誰にでも好感を与える、TPOにあわせた服装を選びましょう。

 

おしゃれ: オシャレは自己評価するものです。
      流行を取り入れたファッションで自分を演出し、表現します。
      他人のためにではなく、自分のために楽しむものです。

髪を結ぶ

介護従事者は、長髪であれば、身だしなみとして髪の毛を結ぶことが大切です。

 

なぜなら、長髪を結ばずに介護をし、利用者の顔に髪の毛が当たったり、
食べ物の中に髪の毛が落ちると、利用者に不快な思いをさせてしまうからです。

 

・髪の毛の構造

 

髪の毛は、一日0.35mmほど伸びます。

 

また、髪の毛の本数は、個人差がありますが、
10万〜15万本ほどで、生まれてから2〜7年の間に全て生え変わります。

 

つまり、髪の毛を結んでいなければ、
髪の毛は常に生え変わりで抜け落ちます。

 

ですから、介護従事者の身だしなみとして、
長髪の場合は、髪の毛を耳にかけて頭の後ろで束ね、
髪が垂れないようにピンで留めるなどしましょう。

アクセサリーを外す

介護従事者が、爪を短く切り、指輪やピアス、
イヤリング、ネックレスなどのアクセサリーを外すのは、
介護従事者と利用者、双方の安全のためです。

 

介護従事者が利用者に近づき、介護を行う際、
長い爪や指輪の飾りの部分が利用者の肌に触れて、
利用者を傷つけてしまうことがあります。

 

また、介護従事者の指輪や長い爪が、
物品などに引っかかった場合、
指輪が破損したり、爪がはがれてしまう事もあるでしょう。

 

ですから、介護を行う際は、
アクセサリー類を外し、爪も短く切り、やすりで磨いておく必要があります。

爪の切りかた

爪を切るときは、手掌(手のひら)側から指を見て、
爪が見えないくらいの長さに切ります。

 

切り方は、爪の角を肉から上にはみ出る部分で残します。

 

これは、巻き爪になるのを予防するためです。

 

両端は、角刈り程度で少し伸ばし気味とします。

 

健康的には、角を落とさないのが望ましいですが、
今まで丸く切っていた人は、角を落とさないのは不自然に感じるかもしれません。

 

そのような場合は、爪やすりを一方向に動かし、丸くしましょう。

 

香水はつけない

香水の香りは、人によって好みが様々で、
場合によっては利用者に不快感を与えてしまうものもあります。

 

ですから、介護をするときには、臭いのキツイ香水はつけないようにしましょう。

薄化粧

化粧は薄めに、健康的に見えるようにします。